BBA / LIVE AT LAST 1974 【2CD】

BBA / LIVE AT LAST 1974 【2CD】

販売価格: 4,500円(税込)

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■BBA最後のツアー
■未リリースのセカンドアルバムの曲をメインで演奏

BBAはクリームと並び称されるトリオとして期待を背負ったデビューを飾ったが、わずかアルバム2枚、しかもその内1枚はライブ盤と、わずか2年余の活動期間で消滅してしまった。BBAが結成された1972年はロックが大きく変化した過渡期として知られる。それまでオールディーズの延長だったロックンロールが、グラムやプログレなどで世界観が一新し、またキーボードなど機材の発達もその異常なまでの急激な変化に拍車をかけた。もはや2分の短い曲を次々にこなすビートルズの時代は遠くになってしまったのである。

そんな世相の中で、敢えて古く泥臭いシンプルなサウンドを軸としたBBAは、ロッド・スチュワートをボーカルに据えたジェフベック・グループよりも後退した印象すら与えたものである。しかし同時期のツェッペリンがそうであったように、スタジオ・アルバムとライヴでの演奏が大きく良い方向に異なり、まるでスタジオ・アルバムが草稿であり、それに手を加えて完成原稿に至ったのがライブであるかのようである。実際にBBAはライヴ活動に主軸を置き、短い活動期間に数多くのステージをこなしている。スタジオ・アルバムを叩き台にして、次々に新たなフレーズを紡ぎ出すベックのギター・プレイは圧巻のひとことで、同時代のハード・ロック・バンドのような熱いプレイを展開している。またこれがトリオだとは思えぬ濃密な音空間を武道館いっぱいに構築する各メンバーのテクニックは、まさにBBAがライヴにおいて本領を発揮する発展型のバンドであったことを再認識させられる。

本作は1974年1月29日スコットランドはエジンバラ公演を高音質で完全収録している。記録が曖昧な時代のライヴだが、現存するBBAのライヴ音源としては最後の、そしてBBAの3人が揃ってステージに立ったのもこの日が最後だと伝えられるラスト・ライヴである。会場となったエジンバラのピクチャー・ホールは、街のライヴ・ハウスといった趣で、テーブル席で酒類を飲みながらコンサートを鑑賞できるという小さな会場である。最後のツアーがこのような小さな会場で、しかもアルコールのお共に演奏しなければならなかったところにBBAが消滅した理由と通底するものがあるような気がしてならない。

セットリストは非常に興味深いもので、前年の日本武道館公演と比べても大きく異なっている。最大の特長は、ついぞリリースされる事無くお蔵入りとなってしまった幻のセカンド・アルバムがセットリストのメインとなっている点にある。しかも、本作と同じshakuntalaレーベルより、この未発表セカンド・アルバムの流出音源がリリースされているが、このままセカンド・アルバムをライヴ盤にしてリリースした方が良かったのではないかと思えるくらい素晴らしい演奏なのである。

1974年1月29日スコットランドはエジンバラ公演を高音質で完全収録。1973年のライヴはこれまでも数多くリリースされてきたが、年が変わって1974年1月、結果的にBBA足後となったツアーの音源はほとんど今までリリースされていなかった。しかもセットリストは未リリースでお蔵入りとなった幻のセカンド・アルバムを主軸にしたもので、本作はその貴重なラスト・ツアーを収録したものである。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。

CALEY PICTURE HOUSE EDINBURGH SCOTLAND January 29, 1974
DISC ONE
01. Satisfied
02. Livin' Alone
03. Song For The Lovely Lady
04. Lady
05. Solid Lifter
06. Jizz Whizz
07. Morning Dew
08. Drum Solo

DISC TWO
01. Prayin'
02. Superstition
03. (Get Ready) Your Lovemaker's Comin' Home
04. Blues De Luxe - You Shook Me
05. Edinburgh Boogie
BBA / LIVE AT LAST 1974 【2CD】

販売価格: 4,500円(税込)

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